ゼロシューズ ヒストリー

Xero Shoesはどこから始まったのか?
夫婦であり共同創業者でもある、スティーブン・セイシェンとレナ・フェニックスは、
2009年11月23日に Feel The World, Inc. を設立しました。
それはいったい、どのようにして始まったのか――。
実は、なかなか面白いストーリーなんです。

スティーブンの歩み

 45歳のとき、私は(スティーブン)30年間のブランクを経て、再びスプリント(短距離走)に取り組み始めました。

ところが、最初の約2年間はケガの連続でした。

そんなとき、友人が「裸足ランニングを試してみたら?」と勧めてくれ、
クリストファー・マクドゥーガル著のベストセラー
『Born To Run(走るために生まれた)』を手渡されました
(当時は、まだそれほど有名な本ではありませんでした)。

ネットで調べてみると、ボルダー・ベアフット・ランニング・クラブ(BBRC)を見つけ、
なんとその週末にクラスが開催されることを知ります。

そのクラスはとても内容の濃いもので、
Michael Sandler と Jessica Lee(RunBare.com)が講師を務めていました。
翌週の2回目のクラスでは、
裸足で地面を感じながら走る感覚にすっかり魅了され、
フォームを変えるとどう感じるのかを試すことに夢中になっていました。

結果――
気づいたら、5km以上走っていたんです。

「それくらい普通でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、
私はスプリンターです。
100m走が専門で、それまでの最長距離は約1マイル。
しかも、正直に言って長距離は大嫌いでした。

この話には続きがあります
要点だけ言うと、
靴を脱いだことで、本当にケガがなくなったのです。

とはいえ、常に裸足でいるのは現実的ではありません。
靴を履いていないと入れない場所もありますし、
裸足では危険な路面もあります。

そこで私は、『Born To Run』に影響を受け、
自分用のワラーチ(ランニングサンダル)を作ることにしました。

Vibram社のハイテクラバーソール素材と、
目を引くカラフルなコードを手に入れ、
自分のための一足を作ったのです。

それを見た他のランナーたちが言いました。
「それ、欲しい!」

やがてそれは、
コロラド大学の歩道で開かれる“ワラーチ制作パーティー”へと発展します。
通行人の反応もさまざまで、
「何やってるの?」という視線から
「あっ、あのサンダルだ!」という声まで、実に賑やかでした。

BBRCの仲間たちのほとんどにワラーチを作った頃、
Michael Sandlerが言いました。

「これ、すごくいい。ビジネスにしたら?」

「いやいや」と私は答えました。

するとMichaelは続けます。

「もしウェブサイトを作ったら、
今書いているベアフット・ランニングの本に載せてあげるよ。」

私は猛ダッシュで家に帰り、この話をレナにしました。

「うーん……」
レナは言いました。
「それ、ひどいアイデアだと思う。
やることがたくさんあるし、ただの気晴らしになるだけ。」

「…だよね」と私は答えました。

そして彼女が寝たあと、
こっそりウェブサイトを作りました 😉

2週間後、
Invisible Shoes(これが最初の名前)が誕生しました。

その3か月後には、これが私たちの本業に。
さらに3か月後、なんと――
Nike と Reebok の元チーフデザイナーたちが、
私たちのキッチンテーブル(=会議テーブル!)に座り、
FeelTrue® アウトソールの設計とビジネスプランを作っていたのです。

そして、そこから一気に加速しました。

現在では、
85か国以上、1歳から91歳までの方々に、
数万足のワラーチサンダルをお届けしてきました。

そして今も毎日のように、
「人生が変わった」
「自分も同じ体験をした」
そんなメールが世界中から届いています。

それは、まさに
私たちが体験した“あの感覚”と同じものなのです。

レナの歩み

実は、スティーブンが最初に作ったワラーチは、
私(レナ)のためのものでした。

正直に言うと、当時の私はそこまで興味がなくて、
「ありがとう、ハニー」と頭をポンポンと撫でるような感じで受け取り、
そのまま片付けてしまいました。

でもその後、
『Born To Run』がとても面白いという話を何度も聞くうちに、
私もその本を手に取り、一気に読み終えてしまったんです。

ランナーでなくても楽しめる、素晴らしい一冊です
(ちなみに私はランナーではなく、ハイカーです)。

本の中で語られるさまざまな科学や考え方に刺激を受け、
私はそのサンダルを履いて、散歩に出かけてみました。

――すると、本当に驚きました。

自分がどれだけ強くかかとから地面に足を打ちつけ、
まるで気合の入ったシカゴの弁護士のような歩き方で
ボルダーのファーマーズマーケットへ向かっていたのかが、
はっきりと分かったのです。

そこから数週間、Xero Shoesを履き続けると、
歩き方が少しずつ変わり、
ストライドは軽くなり、体全体がリラックスしていくのを感じました。

そして久しぶりに、
いわゆる「コンフォートサンダル」を履いてみたとき――
足が地面を感じられないことが、どうしても物足りなく感じたのです。

まるで足にレンガをくくりつけているようで、
「これを快適だと思っていたなんて…」と信じられませんでした。

私は、ワラーチをいつも履いていたいと思うようになりました。
でも、もしそうするなら――
もっと可愛くしなきゃ!

幸い、私は以前ビーズアクセサリーを作っていたことがありました。
そこでビーズやチャームを取り出し、
サンダルを楽しくて、ファッション性のあるデザインにアップデートしました。

結果は――
友人たちがうらやむほどの一足に 😉

 

これが、私たちのストーリーです。
そして今、あなたがXero Shoesを履いて外へ出かけ、「世界を感じる(Feel The World)」体験をする日を、心から楽しみにしています。
ぜひ、あなた自身のストーリーも聞かせてください。